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定期検診
痛みが無いのに歯科医院に来院される方は、ほとんどいません。 世界で一番予防が進んでいるスウェーデンでは、歯科の定期検診の受診率が大人で80%以上、子供にいたっては100%近くだそうです。他の 先進諸国でも受診率約70%が一般的になってきてます。では、日本はどうでしょう?驚くことに日本では、10%以下です。これでは虫歯や、歯周病が気付かれず、治療されず悪化してしまうのは言うまでもありません。 当院では、治療とともに、様々な定期検診にも力をいれています。 フッ素
口の中には、780種類ぐらいの細菌がいます。
歯の表面には、唾液成分の糖たんぱく(ムチン)によって覆われた薄い膜「ペリクル」が存在します。ここに虫歯菌が付着すると、飲食物の中の糖を使用して、ネバネバした歯垢(プラーク)を形成します。
しかし唾液の働きなどにより環境が改善されると歯は再石灰化が促進されます。口の中では常に脱灰と再石灰化が繰り返しています。 なんでフッ素が効くの?
エナメル質を構成しているハイドロキシアパタイトが、虫歯菌による酸( H+ )で溶けてしまうことは、先に述べました。 フッ素を歯に作用させると、ハイドロキシアパタイトがフルオロアパタイトという成分に変化し、このフルオロアパタイトは酸( H+ )と反応しづらいために、フッ素が虫歯予防となるのです。
また、その他のフッ素の作用として、 このように、フッ素には、虫歯を予防する作用が色々あるのです。
フッ素はある一定以上の濃度でないとフルオロアパタイトを作り出すことができません。お茶や魚介類、海藻などにもフッ素が含まれていますが、それだけでは虫歯予防ができないのは、フッ素濃度が低いからです。 よりフッ素の効果を上げる場合は、来院していただき、高濃度のフッ素を塗布することができます。特に、大人に比べて歯の質の弱い小児は、フッ素塗布をお勧めします。 シーラント前歯と奥歯とを比べると、むし歯になりやすいのは奥歯です。これは奥歯には溝がたくさんあり、食べ物の残りや歯垢が溝にたまりやすいからです。そこで、むし歯になりそうな溝をあらかじめ薄いプラスチックで埋めてしまい、むし歯を予防しようとするのがシーラント(予防填塞)です。 おまけに、このシーラントの薬の中にはフッ素が入っているので、歯を強くしてくれます。 シーラントをする時期は、特に、第一大臼歯(6〜7歳)と第二大臼歯(11〜13歳)が生えてきた頃が有効です。 ブラッシング指導
虫歯や歯周病の大きな原因は、歯垢(プラーク)です。
プラークコントロールとは、プラークが歯や歯肉に定着しないようコントロールすることです。簡単に言えば、歯磨きです。 お勧めの歯磨き
明るいところで、少し小さい歯ブラシを鉛筆を持つように持って、反対の手には手鏡を持ちます。最初の3分間は、歯磨き粉をつけないで、手鏡で歯を見ながら、1本1本、100グラムぐらいの力で丁寧に磨きます。(最初から歯磨き粉をつけてしまうと、泡だらけになってしまい、どこが磨けてないのか分からなくなってしまいます)
その後の3分間は、フッ素入りの歯磨き粉をハブラシでなく歯に一本一本につけて、再び手鏡を見ながら全体を磨きます。 「磨いている」と「磨けている」は違うのです。 PMTC
PMTC (Professional Mechanical Tooth Cleaning)とは「専門家による器具を使ったお口のクリーニング」のことです。 フッ素の入ったペーストで歯の表面を磨くことによって、歯垢の付着を抑制します。
最初は歯科医院に嫌々来たのに、一通り治療が終わって定期検診で来院される時には、来院が楽しみになっていると言われる患者さんが多くいらっしゃいます。それは、こまめに来院していただくことで、磨き残しや悪くなりそうなところを定期的に確認して改善していき、再治療でなく予防処置で済むからです。
予防は、衛生士が中心的な役割を担います。当院には、衛生士が4人いますので、予防のことで分からないことがあれば、何なりと質問されてください。 |
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