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口腔外科
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親知らずの抜歯親知らずは最後に生えてくる奥歯で、第三大臼歯(智歯)といいます。真ん中の歯から8本目の歯なので、歯科医は8番とも言います。 親知らずの語源日本語:親知らずが生える頃には、子供は親元を離れるため、親が歯の生え始めを知ることはないということで、親知らずという名が付きました。 英語:親知らずのことを英語ではwisdom tooth(智歯)と言います。Wisdomとは、賢いとか分別という意味です。つまり、親知らずが、物事の分別がつく年頃になってから、生えてくる歯であることに由来します。
最近、日本人は顎の成長が昔に比べ劣ってきているといわれており、顎の骨が小さくなったのに、歯の大きさは変わらないので、親知らずの萌出するスペースが減り、傾いて生えたり、全部生えきれずに歯茎がかぶっていたり、生えきれずに顎の骨の中に埋まったままになっていることが多いようです。 親知らず抜歯の実際
顎の奥の骨はしっかりしていますので、麻酔薬を十分にしみこませてから行います。 抜歯が、すごく怖かったり、嫌な方は、半分寝た状態で治療をする静脈内鎮静法を行うことも可能です。 こちらは、私が、たけした歯科にて受け持った患者さんです。
上顎親知らず深部埋伏の例
この症例では、手前の歯根に親知らずの頭が食い込んでいるので、歯を分割して抜歯しました。上顎洞と歯の間に骨は無く、抜歯した穴の上方は上顎洞粘膜でした。
抜歯後の痛み・腫れ・そのほかの合併症について歯を抜いた後は、傷を治そうとする炎症が起こります。個人差はありますが、大体術後48時間くらいが炎症のピークになるといわれておりまして、そのときが最も大きく腫れます。それ以降は徐々に改善していきます。鎮痛剤はそのころまで使うことになります。
術中、唇の端(口角)を引っ張りますので、術後、口角が痛くなる場合があります。 抜歯後、3日ぐらいから、痛みが強くなることがあります。これは、ドライソケットというものになってしまった可能性があります。ドライソケットとは、本来、抜歯後の傷は血餅(血液がゼリー状になったもの)で塞がれるのですが、過剰な含嗽をしたり傷を気にして触ることにより、血餅が十分に形成されなかったり脱落してしまったり、また感染による炎症で血餅が溶解してしまうことで、骨が露出した状態です。骨が露出しているので、強い痛みを伴います。しかし、ドライソケットになっても、それに対する治療によって、1週間ぐらいで落ち着きます。 親知らずは下歯槽神経に近接していることがあるため、ごくまれに下唇〜オトガイ部の知覚異常が生じることがあります。ほとんどは数か月で改善しますが、個人差があります。
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