インプラント専用オペ室
師走のある日、一人の60代後半の女性が来院されました。忙しさと恐怖のため、10年以上歯科治療に行けなかった方です。入れ歯が合わず、食事ができなくなってしまったため勇気を出して来院されたそうです。初めてお話しをした時は、常に口元を手で隠し、うつむきがちでした。
「見た目を良くしたい、しっかり食べたい」と希望されましたので、入れ歯の他にインプラントの説明をしたところ、インプラント治療を希望されました。恐怖感の強い方でしたが、手術は、眠る麻酔を併用して行ったことで、とても楽にできたと言っていただきました。
インプラント治療後、最初お会いした時とは別人のように大きな口を開けてお話しされるようになりました。以前と変わったことをお伺いしたところ、ニコニコしながら、「先生、もぉー、食事が美味しくて太ってしまって大変! 鏡を見るのが増えたし、友人と、遊びに出掛けるのが増えたかな」とおっしゃっていただきました。 --> 治療の詳細
このような経験を通して、しっかり咬めることはもちろん、歯を美しく整えることも、健康や自信を産み人生を明るくするのに役立つと考えるようになりました。
安心して手術を受けられる専用のオペ室、CT撮影
当院では、専用のオペ室を完備しております。これは、手術室は清潔を保つ必要があり、そのためには、個室であることが重要であると考えているからです。様々な症例に対応できるよう最新機器を用意し、患者様が安心して手術を受けられるようにしております。
また、静脈内鎮静法での手術を行える設備を整えておりますので、恐怖心の強い方も安心して安全に手術を受けていただけます。
症例によって、CT撮影をしていただき、分析を行います。CTの分析には、シンプラントというソフトを使用します。患者さんも、具体的に、ご自分の口腔内の状況を立体的に見ることができます。
他院にて、骨が無いのでインプラントをするのが困難と言われた方も、当院は骨造成を得意としておりますので、諦めずにご相談ください。
手術中は、生体モニターを装着します。血圧・脈拍・血液中の酸素量を計測し、常に患者さんの状態を把握しながら行います。
症例によって、CT撮影をしていただきます。
三次元の高画質画像は、断層方式パノラマX線撮影法や口内法X線撮影法の二次元エックス線画像では判別できない、痛みや症状の原因の究明や病巣の三次元的な広がり(大きさ)の認識を可能にします。お口の中の精密検査をすることで、痛みの原因の特定、口腔疾患の早期発見やインプラント手術のシミュレーション、骨の厚み・幅の計測や骨質の評価を行なうことができます。
つまり、CTを撮影することで多くの情報を得て、より安全に治療を進めることができるのです。
特に、難しい症例では、CT撮影は必須です。
また、CT画像の分析には、SimPlant(シンプラント)というソフトを使用します。
SimPlant(シンプラント) は、CT撮影のデータを再構成した3D画像により、多角的な測定やインプラント埋入シュミレーションができます。そのため、インプラントにおける安全性や、審美性をあらゆる角度から検証でき、より実用的でリアルなシュミレーションが可能です。患者さんも、ご自分の口腔内の状況を立体的に見ることができ、治療の理解が深まります。
CT画像から診断できる事
- 顎骨形態の立体的診査
・歯槽骨幅
・歯槽骨吸収確認
- インプラント埋入位置、角度、サイズ、本数の診査
- 主要脈管神経(下歯槽神経・動脈・静脈)や副鼻腔(上顎洞)の位置の把握
・上顎洞・下顎管までの距離確認
・骨密度(骨の固さ)
・上顎洞炎の有無(鼻性・歯性)
・根尖病巣の確認
・神経・血管の走行
・埋伏歯・埋伏過剰歯の位置
★インプラントって何? >>>
費用のことが・・・とお考えの方は「クレジットカード」(JCB、VISA、マスターカード、アメリカンエクスプレス、ダイナースクラブ、DCカード等)が使用できます。
また、医療費控除が受けられます。
アストラテックインプラント
現在、インプラントメーカーは世界に約200社、日本で認可がおりているのは30社以上と言われています。
当院では、このように数多くある中から、アストラテックインプラントを使用しております。
その理由として、長年に渡る研究報告・論文報告が多くなされており、世界的に見ても信用に足るシステムと考えているからです。
長期的に渡って、インプラント周囲の骨吸収が少ないというのが特徴です。
ベルギー ゲント大学 インプラントコース (2012年 2月)
Professor Dr. Hugo De Bruyn ヒューゴ教授
ヒューゴ教授は、ヨーロッパ有数の歯周病専門医で、今後、世界を牽引する先生と言われています。非常に気さくな先生で、インプラントについて細かく講義していただきました。
たけした歯科 サクセスインプラントセンター 練馬
竹下 賢仁 先生 (ASTRA公認講師 IOR主催)
私が、師匠と仰ぐ先生の一人です。インプラントの何たるかを、教えていただきました。公私ともに、親しくしていただいています。
今回の、HP作成において、たけした歯科での私の症例を快く使用させていただきました。
九州歯科大学口腔顎顔面外科学講座形態機能再建学分野(旧第2口腔外科)
高橋 哲教授 (ASTRA 国際会議2008 アジア代表)
私が、口腔外科に進んだ新人の時から、臨床・研究共にご指導いただいた先生です。ASTRA社の国際会議(2008年度)でアジアの代表として発表するなど、インプラント外科・骨造成のスペシャリストです。現在も、2か月に一回は、手術や講演で、ご一緒させていただいてます。
ペンシルバニア大学 インプラントコース
Prof. Joseph Fiorellini (ジョセフ・フィオレリーニ教授)
ペンシルバニア大学歯学部歯周病学講座主任教授
世界的に有名な先生です。ペンシルバニア大学では、最先端の歯科医療に触れることができました。
2010年5月 スウェーデンのイエテボリにあるアストラテック本社にて
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アストラテックインプラントの各部門のTOP 5人の講義を受け、アストラテックインプラントの優位性を再確認しました。 |
たけした歯科 院長の竹下先生と。 |
2010年5月 イエテボリ大学にて
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世界的に有名な、イエテボリ大学歯周病科 教授トード ベルグルンド先生にインプラント周囲炎について講義していただきました。
インプラントのメインテナンスの重要性を再確認できました。
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インプラント学会での発表 2008 東京
上顎洞粘液貯留嚢胞に対し吸引療法後に上顎洞底挙上術を行った2例
★インプラントって何?
★インプラント治療の流れ
★インプラントの症例
★静脈内鎮静法
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