又吉歯科医院
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歯周病
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歯周病ってなに?

歯周病
歯周病

健康な歯肉 健康な歯肉

歯磨きが、上手くいかないと、歯の歯肉に近い部分に、ネバネバした白い歯垢(プラーク)が付着してしまいます。歯垢の中には、顕微鏡で見てみるとびっくりするぐらいの細菌が存在しています。歯垢の段階ならば、歯ブラシで除去できるのですが、歯垢が硬くなってしまって歯石になってしまうと、歯ブラシでは除去できなくなってしまいます
もちろん、歯石の中にも細菌はウジャウジャ存在します。

歯石

≪骨には、骨を作る骨芽(コツガ)細胞と骨を破壊する破骨(ハコツ)細胞が存在します。頭蓋骨を想像していただくと分かりますが、歯は骨に埋まってます≫

この歯垢や歯石の中の細菌が、炎症性物質を放出して、炎症を起こします。そうすると、歯を支えている骨(歯槽骨)の中にいる破骨細胞は炎症があると活性化してしまうので、バクバク骨を食べてしまうのです。骨が無くなれば、歯周ポケットが深くなり、ますます歯垢・歯石がたまりやすくなってしまいます。こうなると悪循環で、破骨細胞がますます活性化して骨破壊が進んでいきます。
これが、歯周病です。歯周病は菌による感染症なのです。

費用 スケーリング(SC) 保険で全体で約1000円
スケーリング・ルートプレーニング(SRP) 保険で全体で約5000円
歯肉剥離掻爬術(FOP)保険で1歯で約2000円

出血・腫れ

不幸なことに、歯周病は悪くなるまで、症状がほとんどありません。そのため、「最近、歯が動くような気がする」とか、「歯の周りから膿が出てくる」、「歯ぐきが腫れた」、「口臭を指摘される」という時には、歯周病がかなり進行してしまっている可能性が大きいのです。

口臭の原因は、ほぼ全て歯周病と言われてます

進行した歯周病

進行した歯周病

歯周病(歯槽膿漏)は大きく分けて、歯肉炎と歯周炎にわけられます。
・歯肉に炎症はあるけど、骨の破壊が無いのが歯肉炎
・骨の破壊が始まってしまったものが歯周炎です。

統計によると、歯肉炎は10〜20代前半ですでに60%のかたがかかっているといわれ、35歳で80%以上の人が歯周病になっています。
多くの方が悩んでいる歯の病気です。だれもがかかっている病気だからといって軽視していると最後には歯を抜くはめになったり、全身的な病気になることもある怖い病気です。

歯周病による全身への影響

これらの影響は歯周病になると必ず病気になる、というわけではありません。しかし近年、研究が進むにつれてこのような可能性があることが分かってきました。
歯周病はお口の中だけの問題ではないということを念頭においておきましょう。

歯周病による全身への影響

歯周病を進行させる他の原因は!?

歯周病の原因は先に述べたように歯垢(プラーク)です。
さらに、他のリスクファクター(危険因子)が加わることにより、よりいっそう歯周病にかかりやすくなったり、歯周病の進行がはやくなったりします。それは全身的なことであったり、お口の中のことだけであったりします。

全身的なリスクファクター

喫煙

喫煙により歯肉の血液循環機能障害が引き起こされる。これにより、歯肉の免疫機能が低下し、歯周病への抵抗力が低下する

糖尿病

血管がもろくなり、高血糖により体を守る白血球の機能が低下し、様々な組織の成分であるコラーゲンの合成もうまくいかなくなってしまうため

不規則な生活

免疫力が低下してしまう

ストレス

ストレスは全ての病気に悪影響を及ぼします

女性の妊娠

ホルモンの変調期により女性ホルモンを好む細菌(歯周病菌)が活性化するため

お口の中のリスクファクター

歯並びが悪い

食べ物がはさまったり、歯磨きが難しくなってしまう

歯ぎしり

部分的に無理な力がかかってしまうと、局所的に歯槽骨が吸収してしまう

口呼吸

口の中が乾燥してしまうと、唾液による自浄作用が無くなり、不潔になる

口の中に興味がない

磨かないので不潔になる

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