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補綴治療

前歯部自費補綴　２

治療例　２　歯周外科からジルコニアへ

補綴治療の症例

５０代の男性です。
前歯部に、１０年前にＳＥＴしたメタルボンド（金属にセラミックが焼き付けてある物）のブリッジが入っています。歯肉のラインがそろっていなく、ブリッジの真ん中の歯（ポンティック）が、歯肉の上に被さっている感じで不自然です。また、歯根が露出して歯頚部に黒いラインが出ています。

補綴治療の症例

ブリッジを外した所です。歯の無い部位の歯肉を調整する必要があります。

	粘膜を、後方から前方に持ってきて、前方の粘膜のボリュームを増やします。同時に、仮歯で調整します。

	さらに、粘膜に小さい穴を開けて、ボリュームを出すために、移植材（アパタイト）を入れます。
	さらに、粘膜に小さい穴を開けて、ボリュームを出すために、移植材（アパタイト）を入れます。

	術後１日痛みは、ほとんど無いです。

	術後、２カ月粘膜のボリュームが増えています。

	粘膜の調整が終わったところです。
	左上の歯に金属の土台が入っていて、強度も必要と思われたので、ジルコニアクラウンでブリッジを作ります。

	ジルコニアのフレームです。このフレームに、セラミックスを築盛します。ジルコニアは、非常に硬く、ブリッジでも問題無く使用できます。中の土台が金属だとしても、金属の色が透けません。

ジルコニアフレームに、ワックスを盛って、歯の形態と、色を決めていくと同時にフレームの適合状態をみます。
最終補綴物です。